2013
2/11
純正 外装パネルとは BMW編
- 2013.02.11
- 社長のつぶやき
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連休です! 皆様はいかがお過ごしですか!?
お客様との会話の中で 良くあるお話
お客様「これ(ボンネットやフェンダーやドアやトランク等の外装パーツ)だけ パーツ交換すれば終わりでしょ??」
私「いやいや・・・新品部品は色が塗られておらずに 部品到着次第 塗装しないといけないんですよ」
お客様「じゃ~別途に塗装費用がかかるじゃない!!」
私「はい・・・すみません(なぜか?謝る!?)」
未だに 「私共では当たり前 が お客様は知らない」 この パーツの部品供給
では 画像で
↑こちらのクルマ これから 「フロントフェンダー」を交換する車のなのです
まずは 車体と 部品の撮影(これは保険会社様に きちんと交換します という証明の写真でもあるのです)
手前の黒いフェンダーが「新品純正部品」です(黒色のフェンダーを持って来たわけじゃありません)
↑表も裏も 下塗錆びとめ処理のみされている純正部品です。
↑パーツに貼り付けられているラベル 部品管理番号等なのでしょうねきっと。。
これを
↑サフェーサーなる下塗り塗装をして 塗装のベースを作ります。
↑そして車体に取り付けていろいろな工程を経て塗装となるのです。
ここで ピン!と来た人 「なぜ?ドアまで塗装しているの??」と。。
これは「ボカシ塗装」といいまして 交換したパネルの隣接するパネルとの「質感」の違いを無くす為のものでして・・
その昔は「ボカシ塗装」というと 調合ができない職人 なんて言われましたが・・・今は違うのです
各自動車メーカーが「ボカシ塗装は実施すべし!」と言っているのです。 「その季節や気候 条件により 同じ塗料を塗装しても100%色は合いませんので」と言われてるのです 現代は。。 それを調合するのが我々の「技術」なのですが
私も見た事があります
「当社は 調合のプロが調合し塗装しますので ボカシ塗装はいたしません」という工場さんの 塗装を。
それを見た私は「色が違うんじゃない??少々・・・」と思ったのです。
こだわりは 良いと思うのですが 職人のこだわりを お客様に押し付けては いかがなもんかと・・・
それであれば 柔軟性を持って お客様に喜んで頂ける 時代に沿った作業が良いのではないでしょうか??なんて思ってみたりして・・
って ことでして・・・ パーツ交換 だけでも それなりに お時間とお手間がかかるのでした。。
(ちなみに画像のクルマは ボカシ塗装をするのに ドアの取っ手やモールを外し 丁寧のボカシました)
さぁ今日も頑張りましょう!!
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